駐車場経営に役立つコラム
駐車場のランニング費用について
今回は、前回に続きランニング費用について書かせていただきます。
駐車場のランニング費用には
①電気代 ②管理費 ③維持費 ④保険料その他などがあります。
電気代の中身は駐車場管理機器の作動のための電気の他、場内・看板照明、自動販売機などの電気使用量となります。
駐車場管理機器でエアーコンプレッサーを使用するタイプや、場内照明として水銀灯を使用する
場合は比較的電気代が高くなっているようです。最近では節電タイプのLED照明が多くなってきています。
自動販売機も売れる時間帯などを記録し、売れない時間帯は消費電力を自動で制御したり、ソーラーパネルを搭載し、夜間電力をまかなえたりとECOなものが出てきております。節電が叫ばれる中、皆様の駐車場に設置されている自販機も見直してみてはいかがでしょうか?
管理面ですが、一般的な時間貸し駐車場は24時間体制の管理が必要になります。運営されている個人様で対応されているところもありますが非常にレアケースです。通常は管理会社や警備会社様を活用されています。
売上金の回収(つり銭補充)の他消耗品(領収書ロール紙、キャッシュカードの利用明細)等の
補充をしなければなりません。これらの業務も警備会社様でも対応してくれるところもあります。
続いて設備面ですが、駐車場機器の故障の修理以外に、場内の蛍光灯切れや、看板の補修、アスファルトの補修などがあります。劣化以外には、精算機荒らしなどに遭い、精算機が全損などということもあります。
保険については施設賠償責任保険、自動車管理賠償責任保険、機械保険などがあります。詳しい中身は割愛致しますが、上記のような盗難や、お客様へご迷惑をおかけした場合などに対する保険ですので、できれば加入したほうがよいでしょう。
その他として、商店街組合費を払うように言われることがあります。
次回は最近の駐車場について書かせていただきます。
関 浩之 (2013年07月01日 15:31)
ツイート |
カテゴリー別アーカイブ
月別アーカイブ